「似合う」とはどういうことか

「似合う」とはどういうことか

似合うヘアスタイルを探す、というのは何を基準にすればよいのでしょうか。最近「似合わせヘアスタイル」とか「顔の形別のヘアスタイル」などの特集を良く見かけます。確かに顔の形をベースとして考える事はとても重要なポイントだと思います。ですがそれがすべてではありませんし、確実にその方法で似合うスタイルを見つける事が出来る、という事ではないと思われます。この顔の形をベースにした考えかたはあくまでもいかにバランスのとれた顔に見せるか、という方法だと思うのです。縦長ならできるだけ丸く、えらが張っているならばその部分を隠すように、といった感じです。ですがそれではその人の個性を消して、一般的に理想とされている顔を目指す、という事にすぎないような気がします。本当に自分がなりたいヘアスタイルを捨ててでも、一般的な理想に近づきたいか、という事はお客さんの判断に寄りますよね。似合う、という事は自分の弱点や欠点を隠す事、という事とは違う様にも思われます。最近骨格診断というようなものもあって、いくつかのタイプ別にどのようなスタイルが似合うか、という事を指南している事も有ります。確かにそれを目安にヘアスタイルを選ぶことは失敗しない事のベースとなるかもしれません。自分がどのタイプなのか、という事を知っていて損はなさそうです。なかなか自分に合うヘアスタイルを見つけるのが難しい、それを完璧に再現してくれる美容師となかなか出会う事が出来ない、という事がヘアスタイルのむずかしさである、と思われますが、基本的に自分がなりたいスタイルを実現する事のハードルが高い、という事も有りますよね。これはお客さん本人の金銭的、時間的問題であったり、生活環境で会ったりする、という事です。どんなに「このスタイルになりたい」と思っても、それがかなり高額なメニューであれば、当然そのための料金が支払えなくては実現できません。そのために必要な時間も必要です。そしてもしそのスタイルをお願いして手に入れたとしても、それは美容室で仕上げてもらった直後の話であって、その日から毎日美容室に来てスタイリングをしてもらう訳には行きません。自身でやるスタイリングでそのスタイルを再現できるかどうか、となるとかなり難しいケースが殆どです。しかも髪の毛は生きています。毎日少しずつ伸びていくものなので、切った直後とは日々変わっていくのが当たり前なんですね。スタイリングも自分でうまくできるようになったとしても、伸びていく髪の毛とのバランスまで自分でコントロールする事は、とても不可能だ、と言えるでしょう。大塚にある美容室